一般社団法人 地方創生機構

SDGs・地域経済研修

グラミン銀行と持続可能な経済システム6日間

経済成長著しいバングラデシュ共和国。この国には、先進的な次世代継承型の地域経済の街づくりがある。本研修では、その地域経済の仕組みを生み出したグラミング銀行本部でのマイクロクレッジトの現状を体験する研修です。

研修の目的~持続可能なリアルな地域社会

今回の目的である「グラミン銀行(ダッカ)」は、「農村の女性」を対象に無担保で小口融資(マイクロフアイナンス)を行い、資金がなくても地域で小ビジネスを始めるきっかけを作った特徴的な取り組みにより世界に知られるようになりました。地域住民はその資金をもとに露店などでモノを仕入れ販売したり、小物を作って売ったり、地域産業の維持に繋がりました。
農村の女性は、はじめは「地域で何が出来るか」を考え次に「何かやってみよう」、そして少しの成功が次の事業への自信となり、より大きな活動にチャレンジへと気持ちも豊になりました。少額融資は、その地域に足りない身近な産業を育成することになり、地域内でお金が回る仕組みを創りだしました、協働の仕組みです。今回の研修では、地域づくりのリアルな現場を探求します。

バングラ3

グラミン銀行本部レクチャー

首都ダッカ市内にあるグラミン銀行を訪問、ノーベル平和賞を受賞したマイクロクレジットユヌス氏の記念館、銀行本部で取り組みレクチャー(日本語通訳あり) 

グラミン5

地域の現状

農村地域を訪れます。実際にマイクロクレジットで生計を立てる人や担当など現場を視察します。

バングラ教育①

職業教育施設訪問

職業訓練施設を訪問、人材育成についてのレクチャーを受けます。

バングラ街中

環境ワークショップ

世界遺産シュンドルポンなど、世界的な自然を誇るバングラデシュの観光事業社とワークショップ開催。

インフォメーション

バングラデシュ人民共和国は1971年パキスタンから独立を果たします。現在はイスラム教が主体国家であるが8世紀頃までは仏教が栄えていました。いつの時代も肥沃なガンジス河の大地は多様な文化と産業を育み、人々はこの大地を「黄金のベンガル」と呼ばれます。
しかし現在、私たちのイメージするバングラデシュは「ロヒンギャの民族問題」・「貧国」・「サイクロン被害」ではないでしょうかか。しかし実際にこの目で見て、話して感じたこの国は全く異なる印象だった、首都ダッカは人口1,600万人が暮らす大都市。国の平均年齢23歳、経済成長率は年8%、インドに続けと政府が推進するIT産業、縫製産業はアジアの新たな拠点として日本の大手アパレルメーカーも参入。観光では長さ120kmの世界最長のビーチ「コックスバザール」など新たなアジアのラグジュアリーリゾートとしての整備が進められています。

グラミン銀行は、バングラデシュにあるマイクロファイナンス機関。

「グラミン」という言葉は「村(グラム)」という単語に由来し、ムハマド・ユヌス氏(ノーベル平和賞受賞)が1983年により創設。マイクロクレジットと呼ばれる貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資を主に農村で行い持続可能な地域をつくっている。

バングラデシュの宿泊、車両費、ガイド代、等。航空券については、申し込み後紹介する旅行会社で購入。

航空券(申し込み後、紹介する旅行会社で購入できます)、チップ、日程に記載のない個人の経費

現地事情や研修のポイントについて、出発前研修オンラインで実施

対象:地域社会、経済、SDgs

地域社会・経済、SDGsに関心のある方

視察期間:2024年9月予定

参加費:未定

参加申し込みについて

本プログラムは、地方創生機構が企画。申し込み受付は2024年4月を予定しています。

Q&A

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